ソケット

【ただの技術備忘録】【第5回】LinuxC、ソケットプログラミング〜解説編2〜

2.ソケットのアドレス 各ソケットドメインには独自のアドレス形式が必要。故に、ソケットにIPやプロトコルを割り当てる為の構造体が準備されている。AF_INETドメインではnetinet.hで定義されているsockaddr_in構造体を使用する。 #include <netinet/in.h> struct sockaddr_</netinet/in.h>…

【ただの技術備忘録】【第6回】LinuxC、ソケットプログラミング〜解説編3〜

3.bind関数でソケットを命名するsocketシステムコールで作成したソケットを、他のプロセスから利用できるようにソケットに命名する。他のプロセスから利用できるようにする、ということはIPやポートなどをソケットに関連付けるわけだが、その基本情報は前回…

【ただの技術備忘録】【第1回】LinuxC、ソケットプログラミング初歩

諸般の事情によりソケットプログラム初歩を記してみるなど。 ソケットプログラミングというと何だか小難しく聞こえるが、基本的にはファイルディスクリプタを媒介として入出力を行うだけだ。言い換えるとパイプ処理とプロセス間通信の延長戦に過ぎない。それ…

【ただの技術備忘録】【第2回】LinuxC、ソケットプログラミング初歩

予告どおり、さくっとプログラムを記載。このプログラムは基本的にLinuxのGCCで組むので、Widows諸君はWinsockの参考書片手に、概念だけ理解していただけると助かる。サーバプログラム「server.c」 #include <sys/types.h> #include <sys/socket.h> #include <stdio.h> #include <netinet/in.h> #include <arpa/inet.h> #incl</arpa/inet.h></netinet/in.h></stdio.h></sys/socket.h></sys/types.h>…

【ただの技術備忘録】【第3回】LinuxC、ソケットプログラミング初歩

まず、前回のプログラムの実行方法である。サーバプログラムを「server.c」、クライアントプログラムを「client.c」とした場合に $ gcc -o server server.c $ gcc -o client client.c $ chmod +x server $ chmod +x client で、コンパイルが通るはず。 因み…

【ただの技術備忘録】【第4回】LinuxC、ソケットプログラミング〜解説編1〜

まずはサーバ側から。変数、ヘッダファイルは後で解説。 1.socket(システムコール)でソケットを作成する。 #include <sys/types.h> #include <sys/socket.h> socket(int domain, int type, int protocol); 作成されたソケットは、通信の片方の端点になる。引数domainはアドレスの種類</sys/socket.h></sys/types.h>…