【ただの技術備忘録】【第3回】LinuxC、ソケットプログラミング初歩

まず、前回のプログラムの実行方法である。
サーバプログラムを「server.c」、クライアントプログラムを「client.c」とした場合に

$ gcc -o server server.c
$ gcc -o client client.c
$ chmod +x server
$ chmod +x client

で、コンパイルが通るはず。
因みにstdlib.hを読み込んでいる理由は、exit関数を使っているから。別にstdlib.hを読み込まなくても使えるが、コンパイル時の警告が気持ち悪いのでつけておく。
さらに前準備として、今回は7743ポートを使用しているのでiptableなど、マシンにFW(ファイアウォール、火壁)を設定している場合は解除しておくのが望ましい。
さて、いざ実行となるが、ターミナルを二個立ち上げるのがなんとなくよろしい。ターミナル1で

$ ./server

を実行し、ターミナル2で

$ ./client

を実行する。その場合、タイムラグ無しで

$ ./client
Recv:b

こうなるはずである。
もし、ターミナルを二個立ち上げられない方は

$ ./server&
$ ./client
Recv:b

コレでもよろしい。


次回、いよいよ解説編。